~ 出陣!菱友会ねぶた ~

このページでは菱友会ねぶた全作品を説明付きでご紹介します。
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ねぶた大賞
最優秀制作者賞

ー 令和五年度 ー

牛頭天王

 京都・八坂神社で素戔嗚尊すさのおのみことと同体として祀られている牛頭天王ごずてんのう。 もともとインドの疫病神であり、武塔神むとうしんとも呼ばれた。 『備後国風土記』逸文によると、武塔神が旅の途中に訪れた南海で一夜の宿を請うたところ、 裕福な弟の巨旦将来こたんしょうらいは拒絶し、貧しい兄の蘇民将来そみんしょうらいは快く迎え入れた。 武塔神はその礼として「われはハヤスサノヲの神なり。後の世に疫病流行すれば、蘇民将来の子孫と言い、 茅の輪を腰につけておれば免れさせる。」と蘇民将来に告げ、疫病から救ったという。 こうした由緒による祇園信仰は、無病息災を願うものとして庶民の間に広まり、 現在も八坂神社の神事である祇園祭の際には「蘇民將來子孫家門」の護符や粽が授けられる。 また、弘前市の金剛山最勝院護摩堂でも牛頭天王が本尊と同等の秘仏として祀られ、 疫病除けの御利益があると津軽の人々に信仰されている。
ねぶたは、新型コロナウイルスや戦争といった脅威を封じ込めるが如く、 邪鬼と対峙し「蘇民將來子孫家門」の護符を人々に与える牛頭天王の姿を表現したものである。

解説/竹浪 比呂央

- 令和四年度 -

龍 王

- 令和三年度 -

雪の瓦罐寺

- 令和元年度 -

紀朝雄の一首 千方を誅す

- 平成三十年度 -

岩木川 龍王と武田定清

- 平成二十九年度 -

七 戸 立

- 平成二十八年度 -

箭根森八幡

- 平成二十七年度 -

つがる新田 信政公と水虎様

- 平成二十六年度 -

大間の天妃神 千里眼と哪田

- 平成二十五年度 -

津軽野萩ノ台合戦
奮戦 安東堯季

- 平成二十四年度 -

羅 漢

- 平成二十三年度 -

田村麿と妙見宮の鬼面

- 平成二十二年度 -

阿倍比羅夫 津軽深浦に立つ

- 平成二十一年度 -

津軽為信と卍・錫杖

- 平成二十年度 -

蓬田村伝説 金光上人と阿弥陀川

- 平成十九年度 -

鬼神太夫

- 平成十八年度 -

じょんがら節発祥の由来
常縁奮戦

- 平成十七年度 -

小川原湖伝説 道忠幻生

- 平成十六年度 -

猿賀権現 鬼面奉射

- 平成十五年度 -

志功画伯に捧ぐ
赫不動・青不動

- 平成十四年度 -

龍飛の黒神

- 平成十三年度 -

亀ヶ岡 幻想

- 平成十二年度 -

今別の伝説より 大泊の鬼

- 平成十一年度 -

文殊 [梵珠山の由来より]

- 活彩あおもり大祭典出陣ねぶた -

十和田湖の伝説より
八之太郎と南祖坊

- 平成十年度 -

森山弥七郎信真 青森開港

- 平成九年度 -

秦の徐福と権現崎

- 平成八年度 -

雲谷の頓慶と七鬼面

- 平成七年度 -

奥羽大乱 善知鳥崎の兼任

- 平成六年度 -

北方夢幻・津刈丸

- 平成五年度 -

火風天神

- 平成四年度 -

魯智深・五台山を揺がす
-水滸伝より-

- 平成三年度 -

成三年

- 平成二年度 -

幕上げ五郎

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